216年:星の日
星の日は私の誕生日。
髪を切って、おしゃれして、大人っぽくなった気分♩
ソニア「ソフィア、これ作ったから食べて」
ソフィア「えぇ、もうケーキ食べちゃったし…でも星の日だもんね。もらっちゃお…」
ソフィア「ってお菓子じゃないんかーい!」
***
エナコンには、グリゼルおばさんの恋人ルシオさんがノミネートされてた。
エナの子には選ばれなかったけど、私、素敵なカップルコンテストがあったらグリゼルさんとルシオさんが優勝すると思う!
だってね、この間グリゼルさんを探索に誘ったら、グリゼルさんの方が先に小道の入り口に着いてたの。
それでね、ルシオさんもそこにいたんだ。
私が遅いから、ルシオさんが時間つぶしてあげてたみたい。
仲良しで、素敵なカップルだな〜って思ったの。
さて、エナコン終わったらお菓子をもらいに行かないと!
***
ソフィア「じいじ、お菓子もらいに来たよ!」
アベラルド「ごめんねソフィア。ちょっと具合が悪くて、用意できてないんだ」
ソフィア「…大丈夫?寝てた方がいいよ」
アベラルド「いや、大丈夫だよ。お菓子はないけどお祝いさせてくれ。誕生日おめでとう、ソフィア」
ソフィア「ありがとうじいじ…」
嫌な予感がする…。
そしてその日の夜一刻、
じいじはガノスに旅立った。