216年:ちょっと成長
翌朝じいじの葬儀が行われた。
ばあば、今日と明日の試合大丈夫かな…。
もう応援席にじいじはいない。
決勝戦の相手はジャクリーンさんだった。
一番の親友で一番のライバルだって、ばあばが言ってた。
試合結果はばあばの勝ち。
閉会式で話すロイクじいじ。
じいじも年初めにオクタヴィアばあばがいなくなって悲しいはずだし、シルヴィアばあばも辛いはずなのに、2人とも自分の仕事をちゃんとしてる…
***
ソフィア「それでね、大人ってすごいなって思ったの」
リリー「そうだね」
ソフィア「責任とか、自分の役割とか、みんなそれぞれあるんだと思う。仕事のことだけじゃなくて、例えば家族の中でお姉ちゃんとして…」
リリー「お姉ちゃん?」
ソフィア「うん…実はね…」
***
ソニア「ソフィア、あなたにきょうだいができるわよ!」
***
リリー「そうなんだ!楽しみだね。でも、うちの弟みたいに生意気なやつだったら嫌になっちゃうかもよ?」
ソフィア「あはは、アルノルフ君は優しいよ。…ね、あれ見て!」
リリー「卵いっぱいゲットしちゃった」
ソフィア「…リリーちゃん。今日、励まそうと思って探索誘ってくれたんでしょ?ありがとう、大好き」
リリー「あたしもソフィアが大好きだよ!来年もよろしくね」
新しい家族に、大好きな友達、それから自分の役割。
悲しいことはやっぱり悲しいけど、私はやっていける!
(引き継いだ後に前PCに子供ができることって今までなかったので、すごく新鮮だし赤ちゃんが楽しみ。
私の中で子供時代の醍醐味はやっぱ友人付き合いで、ソフィアの代でも満喫しちゃってます)