ゆるく行こうエルネア

ワーネバエルネア王国のブログ。初期国民の寿命以外のネタバレ配慮なし。妄想多め・創作色強めの自己満ブログですが楽しんで頂けたら嬉しいです( ´ ▽ ` )

221年:変化

朝早くから弟のアルノルフ君を叩き起こすリリーちゃん。

こんなカスタルディ家の光景も今日で最後。

何故なら、今日はリリーちゃんの結婚式の日だから!

お相手のジェルヴェ君は一人で感慨にふけってた。

一人暮らしには大きすぎるテーブルも、明日からはもう一つ席が埋まるね。

そして昼一刻…

おめでとう!

***

ソフィア「式の時くらいメガネ外せばよかったのに」
リリー「お気に入りなの。ドレス、有難うね」

ソフィア「壮年服着ると一気に大人っぽくなるね。あれ、リリーちゃん、今持ってるのって…」

リリー「積み木よ。…ちょっと気が早かったかしら…」
ソフィア「顔赤いけど、照れてるの?可愛い〜」
リリー「もう、からかわないでよ…」

***

数日後、アーサー君の結婚式。

お相手のティルアさんは、笑顔の素敵な可愛らしい人。
アーサー君にいい人が見つかって良かった。


(弟トビー君が並んでる!仲良し兄弟なんですね〜)

幸せになってね。

***

いい事があれば、悪いこともある。

真夏の蒸し暑い夜。

王として国を導いてきたロイクお祖父ちゃんが、ガノスへ旅立った。

翌日の葬儀は、母さんが喪主を務めた。

お祖父ちゃん、ガノスでゆっくりしてね。

昼には戴冠式

私も後方に並んで式に参加する。

誓いの言葉を述べる母さんを見ながら、私もいつか同じ事をするのかと思うと、柄にもなくプレッシャーを感じた。

私はお祖父ちゃんや母さんみたいに堂々と立てるかしら。