221年:エルネア杯
私、立派な国王になれるのかな。
歴代の陛下たちのように…
こんなこと今まで考えたこともなかった。
ウーベルト「もう朝だよ、起きて」
戴冠式に参加してから、色々考えちゃって寝不足。
私を気遣ってか、友人たちが手料理を届けてくれた。
(この姉弟ほんと好き。)
そういえば、子供の頃お祖母ちゃんが亡くなってすごい落ち込んだなぁ。
マチュー君はどうしてるかな。
学舎まで様子を見にきたけど、友達に囲まれて美味しいもの食べて、大丈夫そう。
***
父さんはエルネア杯のトーナメントを順調に勝ち進んだ。
このエルネア杯は、母さんが王座についてから始めての大仕事。
決勝戦、父さんは不利な山岳兵相手に見事勝利して勇者になった。
(アプデで龍騎士の鎧【山岳&魔銃ver.】が追加されましたね。めっちゃカッコイイ。)
壮行会は翌日の夕方。
母さんも父さん相手だとやりやすいかな?
試合、楽しみ!
四年前の父さんとバグウェルの試合見てから、魔銃士目指すことにしたんだっけ。
今はランキング底辺のダメ銃兵だけど…
***
いよいよ白夜!
ウーベルト君、はしゃいじゃって…
可愛いんだから〜。
採集に夢中になって危うく試合を見逃すところだったけど、なんとか間に合ったわ。
ソフィア「父さーん、自信持ってゴー!熟年目前だけど父さんは強くてかっこいーんだからー!」
アンドレス「こんな大衆の前で言うことか…?」
強烈なバグウェルブレスを食らうも、終始父さんが優勢のまま決着がついた。
私の応援のおかげだね!
母さんも誇らしいだろうなぁ。
私ももうちょっと真剣に身の振り方考えるか…。