208年:僕の父さん
探索や試合、学校の授業、それから評議会。
騎士隊長として頑張る母さんはかっこいい。
一方、父さんは国民だ。いつも自由に過ごしている。
どうして執事服を着ているのかは分からない。
父さんが働くかっこいい姿を見てみたいと思ったことは、何度かある。
そんな父さんだけど、いち早く変化に気づいてくれるし、
釣りや水源の滝に連れてってくれる。
いむぐるみでも何でも、プレゼントは喜んでくれるし、
父さんの誕生日に花壇にひまわりを植えてお祝いした時には、
ハグとキスの嵐が返ってきた。
アベラルド「よっ、アンドレス。何書いてるんだ?」
アンドレス「見たらダメだよ」
アベラルド「なっ、父さんに隠し事か?!」
シルヴィア「アンドレス、帰ってきたアベラルドさんが、あなたが冷たいって叫んでたけど何があったの?」
アンドレス「別に。作文を書いてただけだよ。」
シルヴィア「そう。うまく書けた?」
アンドレス「うん!」
僕の父さんは、国民で所持金7万ビーぽっちで執事服だけど、家族想いで、自慢の父さんだ。