ゆるく行こうエルネア

ワーネバエルネア王国のブログ。初期国民の寿命以外のネタバレ配慮なし。妄想多め・創作色強めの自己満ブログですが楽しんで頂けたら嬉しいです( ´ ▽ ` )

200年:来年に向けて

「シルヴィアちゃん、今日デートなんだよね。お洒落したら?」

お母さんが香水をつけてくれた。
ありがとう。

色んな状況になってる。

デートと試合被ってた!

「アベラルド君、ごめんね」

「仕方ないな。じゃあ…試合に勝てるように、おまじない…」
「おまじない?」
「やっぱ何でもない」(おまじないでキスなんかできるかっ!はっず!)

「シルヴィアさん、手加減は無しよ!」

「ジャクリーンちゃん、もちろんだよ!」

正々堂々戦わなきゃね!

試合は私の勝ちだった。

「来年から、二人で騎兵だね」
「一緒に頑張りましょ。」

そういえば、お母さんも今日決勝だったんだよね。

えぇ! 来年はお母さんが騎士隊長?!

「お母さん!試合おめでとう!」

「ありがとう。シルヴィアちゃんも勝ったんでしょ?来年はみっちり鍛えてあげる!」

来年は白夜だから、お母さんは大忙しだね。

「そういえば、アベラルド君にプロポーズされたって聞いたよ。このこの〜」
「いや、まだされてないけど!」
「この通り私は大丈夫だよ。ジャスタス君ももうすぐ成人するし。私達の事は心配しないで、さっさと結婚でもなんでもしなさい。」

お母さんは私が考えてること全部分かっちゃうんだね。
やっぱり頼りになる。

結婚…そろそろ考えてみようかな。