203年:弟の結婚
弟のジャスタスが婚約した。
婚約祝いに、2人にお揃いの衣装をプレゼント。
「うん、よく似合ってる!」
「ありがとう、姉さん」(ちょっと微妙なセンスだけど…)
「いいのよ!ところでジャスタス、あなた…」
「結婚前から子供用ミルクなんて用意して、ちょっと気が早いんじゃない?」
「あはは…やっぱりそうかな?」
ジャスタスの結婚式の前に、私とアベラルドさんの結婚記念日が来た。
2人で神殿デートなんかしちゃったり。
「この格好じゃ動きづらいな…」
「たまには大人しくしてて」
「そうだな、お前と2人でこうしてるのは悪くない」
そのままの流れでハートが乱舞…
そうこうしてるうちに、結婚式の当日になった。
「ジャスタス君ももう結婚か。」
熟年になったお母さんが、これから1人で暮らしていくのを思うと少し不安だ。
でも、お母さんは意外と頼り甲斐があるからきっと大丈夫。
お父さんだって、見守ってくれてるだろうから。
ジャスタス、幸せになってね。