200年:プロポーズ?
「今からデートしない?」
「えっ?!えっと、今日はちょっと…」
断っちゃった!
でも、これって多分プロポーズされるんだよね…
「ジャクリーンちゃん、どうしたらいいと思う?!」
「あなたはどうしたいの?」
「私は…家族を支えないといけないし、パパの事もまだ心の整理ができてなくて…今は正直結婚なんて考えられない…」
「それをアベラルドさんに言ってみなさいよ。二人でしっかり話し合うの、いい?」
男性側の意見を聞きたくて、ダミアン先輩とオクサナさんのカップルにも相談した。
「俺はオクサナのやりたいことを応援したいから、彼女の仕事が落ち着くまで待つつもりだ」
「ダミアンも私も、話し合って決めたのよ」
やっぱり、話し合うのが大事なんだね。
次の日、アベラルド君はいつも通りだった。
「あのさ、昨日のこと…」
「気にすんなよ。俺が、お前の気持ち考えてなかったんだから」
「アベラルド、あなたちゃんと謝ったのよね?もー、おばか!シルヴィアちゃん、いきなりで困ったでしょ。うちの子がごめんね」
「ベティさん!いえ、私は大丈夫です」
「母さん!今デート中だから帰ってくれよ」
「はいはいわかりましたよ〜」
「さっきは母さんがごめん」
「謝らないで。私ベティさんのああいう明るくて優しい所好きだもの」
ベティさんはお気楽さんな性格なんだ。
「アベラルド君。私今は、ママとジャスタスから離れたくないから…」
「分かってる。待つよ」
(プロポーズ断ったら好感度下がったりするんでしょうか…うお〜〜)