208年:仲直り
ジェレマイア「君たち、何かあったの?」
あれから何日かたった。
全然話さない僕とローデリックに、ジェレマイアもおかしいと感じたらしい。
アンドレス「別に」
ジェレマイア「言ってよ」
アンドレス「…実は…」
ジェレマイアにこの前のことを話した。
ジェレマイア「僕にも妹がいるから、気持ちは分からないでもない。でも、ローデリックだって大切な友達だろ?」
アンドレス「分かってるよ。僕も何度も謝ろうとした。けど、声をかけたらローデリックが逃げるんだ」
ジェレマイア「僕から言ってみるよ」
アンドレス「ありがとう」
後日、ローデリックが会いに来た。
ソニア「アンドレス君なら、ここだよ」
ローデリック「ソニアさん、ありがとう」
ソニア「私は居場所を聞かれただけだから、もう行くね」
来る前に風呂に入るという選択肢が無かったのかは、聞かないでおこう。
ローデリック「……」
アンドレス「……」
ローデリック「…牧場行かない?」
牧場に着くと、ここで遊んで楽しかった思い出が浮かんで来て、喧嘩なんかしてないでまた仲良くしたいと思った。
アンドレス「…ごめん、ローデリック。あのときはやり過ぎたよ。それから、君の妹もすごく可愛い」
ローデリック「僕も悪かったよ。ごめんね」
仲直りできてよかった。