217年:打倒バグウェル
19日。夕刻から壮行式があった。
パパ、応援してるからバグウェルに勝ってね!
***
ソニア「ソフィアちゃん、もう夜よ。こんな所で何してるの?」
ソフィア「ちょっとセンチメンタルな気分に浸ってたの…」
ソニア「そ、そう」
ソフィア「私、ちゃんと結婚できるのかなぁ…」
ウーベルト君以外に好きな人ができるなんて考えられない。全然諦めきれない。
でも、ウーベルト君が今の彼女と別れて私と一緒になってくれる訳無いし…
ソフィア「やっぱ王族の権力を振りかざすしか…」
ソニア「こら!まだ早いわ。それは最終手段よ」
ママはいつもみたいに冗談で元気付けてくれる。
ソニア「今できることは…」
ソニア「明日のあなたの誕生日に備えること!ほら、帰ろう」
ソフィア「うん!」
アンドレス「お帰り。明日は誕生日だね」
ソフィア「最後の年だし、王国中の人からお菓子貰っちゃおー!」
センチなソフィアはどこかへ行きましたとさ。
***
20日の星の日と誕生日が終わると、
いよいよ白夜の試合が始まる。
バグウェル、凄い迫力!
でもパパも負けてない。
ドラゴンブレスをくらうも、私があげたお守りの効果もあって勝利!
(ここ!後ろでみんなが万歳とかガッツポーズしてるのいい演出ですよね。)
じいじの言う通りだよ。
パパがいるから安心して森に帰って、バグウェル。
私も、魔銃士目指そうかなぁ。