ゆるく行こうエルネア

ワーネバエルネア王国のブログ。初期国民の寿命以外のネタバレ配慮なし。妄想多め・創作色強めの自己満ブログですが楽しんで頂けたら嬉しいです( ´ ▽ ` )

216年:春

リリー「おはよう寝坊助さん。一緒に学舎行こ」

葬儀の後ずっと泣いてて目が腫れたから、外に出たくなかったけど、リリーちゃんが家まで来てくれた。

優しいなぁ。

他の子もね、料理や贈り物をくれたり。

みんな気を遣って、励ましてくれてるんだ。
いつまでもしょんぼりしてちゃダメだよね。

それに、1歳になったいとこに、お姉さんぽいところを見せたいし。

合理主義なプルネラちゃん。

プルネラ「ソフィアさん臭い。お風呂行かないと。」

オブラートに包むなんてまどろこっしいことはしないの。簡潔に言うのが分かりやすくて一番伝わるもんね。
別に、ちょっとグサッときたりしてないもん、私お姉さんだから…。

シビル「ふふ、こんにちはソフィアちゃん」

シビルさんは、パパの弟ビリーおじさんの奥さん。

シビル「春はやっぱりいいわね。」
ソフィア「だね〜。ボワの実探しがはかどる!」
プルネラ「でも、臭くなったらお風呂には入らなきゃ。」

シビルさんはクスクス笑ってる。
恥ずかしい〜!さっさとお風呂に行こう…

いつのまにか、ばあばが死んだ冬から、季節は春になっていた。

別の意味で春が来た人もいたんだ。

ロレンツォおじさんに恋人ができたの!

お相手のシャロンさんは、なんとシビルさんの妹。

暖かくて賑やかで、いろんな事が始まる。
春が一番好きだなぁ。