217年:神殿デート…
グルナラ「皆さんこんちには。宿題のルリオオツノムシは持って来ましたか?それでは今日は、秋の食材について授業します」
今付き合ってる彼女みたいな…
ソフィア「誰よその彼女って!」
グルナラ「私語は慎むように」
先生に注意されて大人しく黙るけど、授業に集中しようとすればする程この前の事が蘇ってくる。
…実は、ずっと好きだった子がいて、その子と付き合うことになったんだ。
ソフィア「じゃねーよ!何照れながら言っとんじゃボケェェ」
「ソフィアさんっ!授業が終わっても教室に残っておくように」
***
アーサー「ソフィアのやつどうしちまったんだ?アルノルフ、お前なんか知らねーの?」
アルノルフ「さあね」
アーサー「その顔はなんか知ってるって顔だ」
アルノルフ「…(知ってるよ。ソフィアちゃんが姉さんに話してるの全部聞こえてたんだから。)」
アーサー「()の中身は俺にはわかんないから!「」で話して!」
アルノルフ「やだ」
***
ふぅ。先生の説教やっと終わった。
さっそく始めるとしよう。
惚れ薬の調薬☆
ソフィア「ええと、これをすり潰してこれと混ぜて…」
アンドレス「こら、ソフィア!勝手に触って怪我でもしたらどうするんだ。外に出なさい」
すぐパパに見つかった…
前に髪染を作った事があったから、あれから警戒されちゃってるみたい。
仕方ない、気分転換に泥団子にラダ糞でも混ぜよう。
あ、ウーベルト君と…恋人。
なんで着いてきちゃったんだろ…
やめとけばよかった。
私とウーベルト君が同い年だったらよかったのに。
そしたら彼女よりもっと近くにいれたし、告白だってちゃんとできたのに。
(ソフィアの失恋っぷりが思ったよりヒドイ…。よりによって神殿デートかぁ。ソフィアは立ち直れるかな?)