ゆるく行こうエルネア

ワーネバエルネア王国のブログ。初期国民の寿命以外のネタバレ配慮なし。妄想多め・創作色強めの自己満ブログですが楽しんで頂けたら嬉しいです( ´ ▽ ` )

199年:増える被害者

ある日の朝食。
パパがジャスタスの髪のことを話したの。

「そういえば、ジャスタス君の髪は自分でやったのかい?」
「私がやったの!ジャスタスも気に入ってるんだよ。ね、ジャスタス?」
「ウン、トッテモ」
「…そうか」(ジャスタス君、姉思いの優しい子に育ってくれて嬉しいよ…)

「パパの髪も整えてあげる!」
「いや、パパは今のままでいいかな…」
「いいから私に任せて!」
「君がそこまで言うならわかったよ」

「髪色も変えてあげたよ」
「ありがとう」(派手な色じゃなくてよかった。ていうか地の色だ…)

12日はアベラルド君の誕生日だった。

「というわけで髪整えてあげる」
「どういうわけだよ」

「やべー!俺かっこいいかも!」

「姉ちゃん…」

「アベラルドさんの髪型も変えたの?」
「そうだよ。なんだか楽しくなっちゃって。今度自分の髪をラベンダーに染めてみようかな」
「どこに向かうつもりなんだ…」