198年:レベルアップ
星の日が終わって、ママと騎士隊長サラさんの試合。
「ママ、お守り持ってきたの」
「有難うシルヴィアちゃん。でも、実力で勝負したいんだ。だからそれは受け取れないや」
ママ、探索頑張ってたもんね。
試合の結果は…
ママは負けちゃった。
だけど、かっこよかったよ!
「サラさん、何を持ってるんですか?」
「ボワゼリー。勝ったご褒美よ」
「あぁ、そうだ。貴方に言いたい事があるの。今、ダンジョンには見慣れない魔物が現れているわ。危ないから、探索は控えてね」
「えー!嫌です!」
探索しちゃうもんね。
(プレイ時は期間限定イベント・百錬の魔獣が開催されていました)
「コラ」
「パメラさん!」
「隊長が注意しなかった?」
「…しました」
「まあ、誰か大人が同行するなら、私は探索してもいいと思うよ」
「ありがとうございます!」
パメラさんの他にも、騎士隊の人に連れて行ってもらった。
ある朝のこと。
「おはようシルヴィアちゃん。最近探索頑張ってるみたいだね」
「パパ、おはよう。騎士隊の人に着いて行くから、私の出番はほとんどないけど…でも、すごーく勉強になるよ!」
「シルヴィアちゃんなら、立派な騎士になれるよ」
「えへへ」
「だけど、朝ご飯も食べずに家を飛び出すのは感心しないな」
「うっ。ごめんなさい…」
「これ食べて行きなさい」
「パパありがとう!」
家族の協力もあって、私、かなりレベルアップしたんだ。
この調子で、頑張るぞー!