ゆるく行こうエルネア

ワーネバエルネア王国のブログ。初期国民の寿命以外のネタバレ配慮なし。妄想多め・創作色強めの自己満ブログですが楽しんで頂けたら嬉しいです( ´ ▽ ` )

198年:悩めるおしゃべり

落ち込んでるアベラルド君のことを考えていて、授業も上の空。

「シルヴィアちゃん、ちょっといい?」
「サラさん!ごめんなさい、私授業中ぼんやりしてました…でも、サラさんがモフ毛刈るの好きって事はわかりました!」
「…授業の話じゃないわ。この前ダンジョンに現れた魔物の事だけど、大方討伐したから、もう好きなだけ探索しても大丈夫よ」

あの魔物はいなくなったのね。
…そうだ、探索!
私はダンジョンに行って体を動かすと、悩んでることも吹っ飛ぶの。脳筋系女児)

「アベラルド君、探索行かない?行くね」
「俺まだ何も言ってない」

(シルヴィアの学年は斧の年みたいです。)

「どうだった?」
「疲れた!」

あれ…効果無かったかな。

「お前のマシンガントークに疲れた。騎士隊の誰がどの武器使ってるとか、試合後に食べてるスイーツの種類とか…追っかけしてるだけあるな」
「褒めてる?」
「あははっ。褒めてねーから」

笑ってくれたけど、私、力になれてるのかな?
他に楽しそうなことは…。

「モフ毛…」

「サラさんの言う通りだ…」
「ニコニコだね、シルヴィアさん」
「イスマエル君。なんか楽しいなーって」

モフ毛刈るのってクセになる!
アベラルド君を今度誘ってみよう。