ゆるく行こうエルネア

ワーネバエルネア王国のブログ。初期国民の寿命以外のネタバレ配慮なし。妄想多め・創作色強めの自己満ブログですが楽しんで頂けたら嬉しいです( ´ ▽ ` )

200年:別れ

年が明けた。

おめでたい日だけど、私の気分は晴れない。
パパの言ったことがずっと気になってる。

話しかけてみたけど、パパはいつも通り。
心配しすぎなのかな…

成人式にも来てくれた。
隣には昔馴染みのセルブロさんもいる。

私は生徒代表としてスピーチしながら、三年前の事を思い出した。

入学式の時も、パパはスピーチする私を後ろから見守ってくれたよね。
懐かしいなぁ。

大人になって星3つのダンジョンに入れるようになったから、さっそく探索。

魔銃兵になっても、パパは相変わらずビーストセイバーを使ってる。

家族の時間を大切にしてくれる所も変わってない。

もしかしたら、パパの言っていたことはもう少し先の話なんじゃないかな。

そう思っていたけど…。

パパの肩に黒い天使…

パパは、ママにキスしたり私に天気の話をしたり…

「穏やかな天気だね」
「…どうしていつも通りでいられるの? 」
「分かってたからだよ」
「嫌よ…パパ、どこにもいかないで」

パパとの思い出が溢れてくる。

「愛してるよ」
「パパ、私もよ」

200年4日の夜一刻、パパはこの世を去った。

(初代PCの夫マリユスがガノスへ旅立ちました。
スクショを見ると沢山の思い出が蘇ってきて、ゲームの中の出来事とはいえ寂しい気持ちになりますね。)